メタボと糖尿病~インスリン抵抗性について②
細胞にはインスリン受容体があります。このインスリン受容体とインスリンが情報を伝達しあって、細胞はブドウ糖を取り込むことができるのです。
しかしながら、内臓脂肪が蓄積されると、インスリン受容体とインスリンの間の情報伝達システムが阻害され、細胞がブドウ糖を取り込めない状態つまりインスリン抵抗性を生じてしまいます。
インスリン抵抗性は高血圧や、血中の脂質異常ももたらします。
メタボが体にもたらす害の本体はインスリン抵抗性にあるのです。
インスリン抵抗性は、糖尿病の境界域(予備軍)の段階から始まっているので、十分な注意が必要です。
ここで今一度、インスリンの働きを覚えておきましょう。
①細胞内へ糖を取り込む
②グリコーゲン(ブドウ糖のかたまり)の合成促進
③脂肪細胞へ取り込んだ糖を中性脂肪に変える
④肝臓に蓄えられた中性脂肪を必要に応じて血流を通して各細胞に運ぶ