このサイトではメタボリック シンドロームの定義・原因・対策などを徹底解説します

糖尿病

メタボと糖尿病~高血糖の仕組み

21mo.jpg食べ物や飲み物でとった糖質は、吸収されて血中にブドウ糖の形で体のすみずみまで運ばれ、細胞に取り込まれます。

ブドウ糖を細胞に取り組むときに働くのがインスリンというホルモンです。

インスリンの分泌量が少なかったり、働きが落ちてくると、細胞がブドウ糖を利用できず、エネルギーが十分につくられません。

こうしてブドウ糖が血液中にたまったまま高血糖の状態が続くのが糖尿病です。

覚えてしまえば非常にわかりやすいですよね。

糖尿病は、血管壁や神経の障害を起こしたり、動脈硬化を促進させて虚血性心疾患の原因にもなります。

動脈硬化を促進させるので、糖尿病には細心の注意を払う事が大切です。


メタボと糖尿病~日本人に増え続ける2型糖尿病

22mo.jpg糖尿病は、大きく1型と2型に分けられることをご存知でしょうか。

1型はウイルス感染や自己免疫が関係しているとされますが、その原因はよくわかっていません。

そして1型はインスリンがほとんど分泌されません。

2型は、生活習慣がもっとも大きな原因となります。

インスリンの分泌の低下や、分泌されているが効きが悪い為に発症します。

日本人の場合、糖尿病の約95%は2型です。つまり日本人の糖尿病はほとんどが生活習慣が原因であることがわかります。

そして日本人は生活習慣の乱れから、糖尿病はますます増え続けています。

メタボ予備軍は、糖尿病の予備軍でもあるのです。だからこそ日常の生活習慣の改善に努めなければならないのです。

メタボと糖尿病~インスリン抵抗性について

23mo.jpg今回はインスリン抵抗性とは何か、そしてインスリンの役割について解説をしたいと思います。

インスリンは、すい臓のランゲルハンス島という組織から血中に分泌され、ブドウ糖が細胞に取り込まれるときに重要な役割を果たすホルモンです。

血液中にインスリンが十分にあるにもかかわらず、働きが低下し、細胞がブドウ糖を取り込めない状態をインスリン抵抗性といいます。

インスリンは、血糖の調整だけでなく、肝臓で蓄えられている中性脂肪を血中に放出する際や、グリコーゲンを合成するときなど、いろいろな場面で活躍しているので、これらの作用も低下してきます。

以上からインスリンには様々な重要な役割があることがわかります。



メタボと糖尿病~インスリン抵抗性について②

24mo.jpg細胞にはインスリン受容体があります。

このインスリン受容体とインスリンが情報を伝達しあって、細胞はブドウ糖を取り込むことができるのです。

しかしながら、内臓脂肪が蓄積されると、インスリン受容体とインスリンの間の情報伝達システムが阻害され、細胞がブドウ糖を取り込めない状態つまりインスリン抵抗性を生じてしまいます。

インスリン抵抗性は高血圧や、血中の脂質異常ももたらします。

メタボが体にもたらす害の本体はインスリン抵抗性にあるのです。

インスリン抵抗性は、糖尿病の境界域(予備軍)の段階から始まっているので、十分な注意が必要です。

ここで今一度、インスリンの働きを覚えておきましょう。

①細胞内へ糖を取り込む
②グリコーゲン(ブドウ糖のかたまり)の合成促進
③脂肪細胞へ取り込んだ糖を中性脂肪に変える
④肝臓に蓄えられた中性脂肪を必要に応じて血流を通して各細胞に運ぶ


メタボと糖尿病~糖尿病が進行すると

25mo.jpg高血糖の状態が続いても、始めのうちは自覚症状がほとんどありません。

高血糖が続くと、インスリンはどんどん分泌されて、血中は、高インスリン状態になります。

この状態がさらに続くと、インスリンを作る工場である組織が疲れ果て、ついにはインスリンの分泌が極端に少なくなってきます。

こうなるとインスリン療法といって、インスリンを外部から補給しなければなりません。

糖尿病が進行すると、疲れやすくなったり、手足のしびれや感覚異常などが起こってきます。

こういった症状が自覚されるようなら、すでに高血糖が進んでいることが多いといえるでしょう。

メタボと糖尿病~教育入院

26mo.jpg検査を受けて、空腹時血糖値が126mg/dl以上、あるいはブドウ糖負荷後2時間値が200㎎/dl以上の場合、糖尿病と診断されます。

また、HbA1cが5.6%以上の場合、糖尿病の可能性を否定できないとされています。

糖尿病と診断されたら、糖尿病の特徴や治療法、食事療法や運動療法を学ぶ為に教育入院をすることがすすめられます。

合併症にならないためにも、日常生活の自己管理を徹底させる事が重要になります。


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