このサイトではメタボリック シンドロームの定義・原因・対策などを徹底解説します

メタボ健診について

メタボ健診とは

19me.jpgメタボ健診とは正式には特定健診といい健と保健指導がセットになっています。

主に40歳~74歳までの公的医療保険加入者全員が健診対象となります。




まずは腹囲の測定及びBMIの算出を行い、基準値(腹囲:男性85cm、女性 90cm / BMI:25)以上の人はさらに血糖、脂質(中性脂肪及びHDLコレステロール)、血圧、喫煙習慣の有無から危険度によりクラス分され、クラスに合った保健指導(積極的支援/動機付け支援)を行う事をメタボ健診、正式には特定健診というのです。

メタボ健診の目的は本格的な生活習慣病が発症する前の段階で生活習慣を改善し、それらの病気のリスクを取り去り、健康を増進することです。

メタボ健診について~保健指導の重要性

20me.jpg人間というものは基本的に切羽詰らないとなかなか重い腰を上げないものです。

しかし、その重い腰を上げなければ取り返しのつかない事態になる恐れがある場合があります。

まさにメタボがいい例でしょう。

メタボと診断された段階では、まだはっきりとした自覚症状がないので、「生活習慣を変えろとテレビでは言っているが、別にまだ大丈夫だからいいや」と後に伸ばしてしまう人が多いのではないでしょうか。

メタボと診断された段階で相当程度に危険意識をもたなければならないのに、この段階でもそこから目を背けて、今までどおりの生活をする人が実際非常に多いと思います。

そのような人にしっかりと生活習慣を変えてもらいたいという趣旨からメタボ健診には保健指導が盛り込まれているわけですね。

検査データの変化を知り、生活習慣がそれに及ぼす影響を個々人が理解するためにも保健指導は非常に意義があることだと思います。

保健指導はメタボ健診の契機に生活習慣の改善を行動に移すことを目的に行われているので、保健指導を有効活用して健康増進に努めましょう。



従来の健診とメタボ健診との違い

21me.jpgメタボ健診は、将来の生活習慣病発症のリスクを見つけ、早期にその可能性を除去する事を目的としています。

上記のような目的から従来の健診から検査項目が変更されたのです。

新しく加わった項目もあれば、なくなった項目もあります。

そこで今回は従来の健診とメタボ健診との違いを紹介していきます。

メタボ健診で新たに設けられたのが、腹囲LDLコレステロールです。

他方、総コレステロールと尿潜血、血清クレアチニンが除外されました。

腹囲の測定が追加された理由は簡単です。

内臓脂肪型肥満かどうかを測定するためです。

脂質はLDLコレステロールが新たに追加されたため、従来の健診からある、中性脂肪とHDLコレステロールを含めて、3つの項目を調べます。

このほか、糖尿病に関しては従来の健診では空腹時血糖と尿糖が必須科目で、HbA1cが医者の判断による選択項目だったのが、メタボ健診では尿糖は必須科目で空腹時血糖とHbA1cはどちらかを選択して行っていいことになりました。

合理的に生活習慣病発症のリスクを見つけ、早期にその可能性を除去する為にこのような変更がなされたのです。





メタボ健診結果によるレベル分けについて

22me.jpgメタボ健診を受けると、その結果を踏まえて、特定保健指導が行われます。

問診と健診を受けた結果、リスクの程度でふるい分けし、リスクの低いほうから高いほうへ「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」の3つのレベルに分けられます。

では具体的にどのようにレベル決定されていくのでしょうか。

まずSTEP1として腹囲と体重を測り、保健指導の基準値を超えているかどうかを測定します。

次にSTEP2として血液データの①血糖②脂質③血圧の測定値のうち、保健指導判定値以内に収まっていないものを「リスク」と数えます。

また血液データに異常があるとき、④喫煙もリスクとしてカウントします。

腹囲が基準値を超えていて、さらにリスクが2つ以上あれば、メタボに該当する人=「積極的支援」、リスクが1つの人は、メタボ予備軍=「動機づけ支援」と判定されます。

腹囲が判定基準以下でも、BMIが25以上の場合は、リスクが3つ以上重なれば積極的支援と判定されます。

そしてそれぞれのレベルに応じて情報の提供や支援が行われるのです

情報の提供や支援はいずれも、医師、看護士、栄養士などの専門職によって一人一人の生活習慣や個別のニーズに沿って行われます。

ちなみにBMIとは、身長からみた体重の割合を示す体格指数のことです。

計算方式:BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

標準BMI=22、25以上=肥満、25未満18.5以上=普通、18.5未満=やせすぎ

このようにメタボ健診には「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」という三つにレベル分けされる





自分でメタボかを測定する~総論

メタボに関する知識だけを知るのではなく、自分がどういう状態であるかをしっかり認識する事がメタボ対策にとって非常に大切です。

孫子の兵法で「敵を知り己を知れば百戦危うからず。」とありますがまさにその通りですね。

まずは自分で調べられる範囲で自分がどれくらいメタボなのかを把握しましょう。

まず自分で調べられる方法として

①腹囲
②BIM


があります。

簡単に測定することが出来るので定期的に測るようにこころがけましょう。







自分でメタボかを測定する~腹囲

23me.jpgメタボ場合はウエストではなく腹囲で判断します。

へその高さで測った腹囲が男性で85cm、女性で90cmの場合の場合、同じ高さでのCT画像の内臓脂肪面積100c㎡以上に相当するといわれています。




内臓脂肪が100c㎡を超えると、糖尿病や心疾患、脳卒中などの症状が現れやすくなることから、男性で85cm、女性で90cm以上の場合を内臓脂肪型肥満と判断します

内臓脂肪型肥満は、おへそのあたりがポッコリと出ているのが特徴です。

後、注意点ですが、腹囲は、つぎように測るようにして下さい。

1.立った姿勢で 
2.へそ周りを平行に 
3.息を吐いているときのサイズを測る




自分でメタボかを測定する~BMI

24.gif自分でメタボか否かを測定する方法としてBMIがあります。

「BMIって何?」と思う人がいると思いますのでしっかりと解説します。

BMIとはBody Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略称です。

BMIは体重(体格)指数のことで、体重÷身長÷身長で算出される体重(体格)の指標なのです。

それぞれの身長においてBMIが22となる体重が「理想体重」とされています。

そして25以上=肥満、25未満18.5以上=普通、18.5未満=やせすぎとされています。

BMIが22の時は統計的にみて一番病気になりにくい体重で、この理想体重から離れれば離れるほど有病率は高くなるのです。

十分に注意するようにしましょう。








メタボ健診~必須項目以外について

2a.jpgメタボ健診の必須の検査を行って、その結果をもとに医師が必要と判断した場合には、さらに詳しい検査を行う場合もあります。

具体的には貧血検査や心電図検査、眼底検査があります。

これらの検査は個々人の状況(年齢や性別)を考慮し、医師が判断します。

メタボ健診に限らずどの検査でも大切なことは医師のアドバイスをしっかりと聞くことです。

専門家の意見はいつでしっかりと聞く耳を持つようにこころがけましょう。

ちなみに上記の検査は糖尿病や高血圧の人に対して有効性があるといわれています。


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